マッドマックスFXという無料プロジェクトを検証しましたので、現時点で分かっている最新結果をまとめました。
無料プロジェクトですが、最終的には有料のFXトレード手法やツールの案内があると思われます
マッドマックスFX=待ち時間、努力、学習不要。わずか35分で555万円、607万円といった、利益を毎日のように自動で狙える、即日爆益型の完全自動EAプロジェクト
一部、無料講座登録ページから画像を引用させていただいています。
マッドマックスFXの中身をAI(ChatGPT)に聞いてみたところ。。
マッドマックスFXについては、これからプロジェクトの中で徐々にロジックや成績が明らかになると思いますが、人工知能(AI)なら何でも知ってるかなと思って今話題のChatGPTに聞いてみました。
- マッドマックスFXについて直近の成績やトレードロジックなどの詳細情報を教えてほしいです。
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私たちは、個々の商用製品についての詳細情報を提供することはできませんが、一般的な情報を提供できます。
マッドマックスFXは、MetaTrader 4プラットフォームで動作するFX取引システムの一つです。このシステムは、トレンドフォロー戦略を採用しており、価格の上昇トレンドや下降トレンドを見つけて、そのトレンドに従ってトレードを行います。
このシステムの特徴は、取引回数が少なく、取引の期間が長いことです。また、トレードのタイミングは、相場が明確なトレンドを形成してから行われるため、短期的な急激な相場変動には対応しにくいという特徴があります。
直近の成績については、私たちがアクセスできる限りの情報に基づいてお答えします。しかし、投資成績は常に過去のものであり、将来的な成績を保証するものではありません。したがって、過去の成績に基づいて未来の成績を保証することはできません。
最後に、マッドマックスFXなどのFX取引システムを使用する場合、必ずリスク管理を徹底することが重要です。許容できるリスクを設定し、過度な損失を回避するために、ストップロス注文を使用するなどの方法があります。
- ありがとうございます。この情報の情報源(ソース)はありますか?
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申し訳ありませんが、私が提供した情報には、特定の情報源やソースはありません。私が提供した情報は、FX取引に関する一般的な知識や市場の動向に基づいたものです。ただし、マッドマックスFXに関する情報は、その製品のウェブサイトや他のオンラインリソースから得られたものです。ただし、投資に関する重要な意思決定を行う場合は、個人的な調査やプロフェッショナルなアドバイスを受けることをお勧めします。
ChatGPTは本当ではない情報をもっともらしく言うケースもあると聞きました。マッドマックスFXの上記の情報は何らかのソースを元にした本当の情報なのか知ったかぶりして書いているのか分かりませんので当サイトで検証をしました。
マッドマックスFXの詳細
マッドマックスFXはEA(完全自動売買)
先ほども紹介しましたが、マッドマックスFXは
待ち時間、努力、学習不要。わずか35分で555万円、607万円といった、利益を毎日のように自動で狙える、即日爆益型の完全自動EAプロジェクト
とあります。ですのでEA(自動売買システム)ですね。一度MetaTraderに設定すると自動的にトレードを行うプログラムです。さらにプロジェクト参加の無料登録ページには
このEAを開発したのが一人の天才研究者『S氏』、Best Strategy Awards、EA-1グランプリなど数々のコンテストを総なめにした彼は20年以上も前からテクニカル分析の限界を見抜いていた。彼の主張によれば、どんなテクニカル分析も計算式を持つので、計算式に合わない相場に対応できない。さらに折角利益を出せる場面でも、計算式に合わない場合にエントリーを行わず利益を取り逃してしまう。
とあります。テクニカル分析についてネガティブな意見をお持ちのようですので、少なくともChatGPTが言っていた
- 価格の上昇トレンドや下降トレンドを見つけて、そのトレンドに従ってトレードを行います
というトレードだとしたら、テクニカル分析以外でどうやってトレンドを見つけるのかが気になります。
AI(人工知能)・ニューラルネットワークを使うことで将来価格を予測すること自体は可能ですが、2023年3月時点で個人がそのようなプログラムを組んでも精度が悪いと考えています。
リアルタイムな分析、とあるので一番考えられるのは価格変動の分析ですかね。株式投資なら取引量(ボリューム)の分析も可能ですがFXだと1ブローカーの取引量しか分かりませんので難しいです。
トレード事例を検証してみる
マッドマックスFXでトレードした事例をいくつか紹介します。
これらのトレード事例画像では注意すべきことが1つあります。







EAやツールが優秀かどうかを見る時に稼げた金額を見る事は大事なのですが、それ以外に大事な要素としてpips(ピップス)とlot(ロット)があります。
pipsというのは簡単に言うと価格レートの単位でどれだけ利益・損失になったかの数値です。lotは株式投資でいう売買単位みたいなものです。lot数が高いとその分トレード資金が必要なのですが、その分少しpipsが変わるだけで大きな利益・損失になります。
このトレード事例では100ロットとあるのですが、これは一般的なサラリーマンは設定できないロット数です。初期資金によるのですが0.1ロットや0.01ロットでトレードするトレーダーも多くいらっしゃいます。その場合は利益額が1000分の1や10000分の1になります。
ちなみにpips単位で見ると、まぁまぁ良いトレードだと思います。決して悪くありません。
ナンピントレードを行う?
トレード画像を見ると、1トレードが決済される前に別のトレード(エントリー)が発生しています。これらのトレード画像だけで結論付けるのは早いのですが、1度トレードして少し含み損を抱えたタイミングでもう一度エントリーしてエントリーの平均レートを改善しているように見えます。
これはナンピントレードというのですが、もし万が一エントリー方向と大きく逆行したらその都度エントリーを行う事になるので最大ポジション数がいくつになるのかも大事なポイントになります。
EAの評価に必要なバックテストやフォワードテストが無い
マッドマックスFXに限らずEA(自動売買システム)を検証する時には
- バックテスト
- フォワードテスト
は必須です。バックテストというのは過去のチャートにおいてEAを稼働させた結果で、フォワードテストは現時点のチャートにおいてEAを稼働させた結果のことです。いくら優秀なEAを作ったといっても、実際に稼働させると想定と違うこともありますので、実際のマーケットや過去のマーケットでテストすることが重要です。
バックテストはブローカーが持っている過去のレートデータを入手してそこで仮想的にEAを稼働させるものです。10年間のテストを1時間程度でできますので重宝されています。もちろん実際の相場でどの程度EAが勝てるか負けるかも重要なのでフォワードテストも大事です。
何らかの理由でテストができない事もあるかと思いますが、特にバックテストは簡易的なテストでしたら数クリックでできますのでやるべきです。
マッドマックスFXの無料登録ページではバックテストもフォワードテストもありません。これは良くありません。ただ、おそらく今後プロジェクトの案内ページでテスト結果は公表されると思います。
テスト結果が無いので、トレード事例も参考程度に見る方がよく、今後もプロジェクトの動向を追いかける方が良いと思います。
「もっと稼げるものはあります、詳しくはLINEで」という宣伝に注意
で、巷のブログにはこの記事と同じようにマッドマックスFXのリスクやメリットを説明した後に、無料モニターとして自社EAを宣伝して詳しくはLINEで、と宣伝しているサイトもあります。
無料モニターと募集していても実際にはIBとして手数料の一部が無料EAを配布した人に送金されるシステムです。
- マッドマックスFXについて調べてみた
- 何かリスクもありそう
- 記事で紹介されているEAの方が良いかな
ということで安易にLINE登録をしたり無料モニターとしてEAを使う事をしないようご注意ください。
もちろん無料モニターEAが勝てる可能性も十分ありますが、使う前にこの記事で紹介したようなバックテストやフォワードテスト結果を聞くようにしてください。
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