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せどりはなぜ簡単には儲からないのか?

せどりは簡単には儲からない
目次

せどり・転売をやってみたいと思ったことはありますか?

自分、もしくは周りの人でせどりをしてみたい人はいますか?

  • Twitterでせどり儲かっている人がいた
  • ブログでせどりで儲かっている人がいた
  • せどりのコミュニティがあってみんなで買い付けに行っている

ネット上でそういう話を見たり聞いたことがあるかもしれません。一方で、新発売のゲーム機器や人気のグッズなどをせどりをしている人が買い占め、無駄に高く販売しているというシーンを知っていると思います。

この記事では、せどりは本当に稼げるのか?もしくは稼ぐのは難しいのか?どの程度稼げるのかを見ていきましょう。

10年前や15年前は、せどり・転売で簡単に稼げたが。。

結論から言うと、2022年現在においてせどりで稼ぐのはかなり難しいと言わざるを得ません。

その理由は大きく2つ+αあります。

インターネットのさらなる進化で安いものが探しやすくなった

インターネットが昔よりさらに発達して、せどりや転売に頼らなくても購入者自身で最も安いものを手に入れれるようになりました。

自分が何かものを買う時を想像してください。

欲しいものが頭に浮かんだら、Googleなどで検索をするか楽天やAmazonにアクセスして商品を見ませんか?

そして値段が高いなと思ったらネット上を検索して同じ商品で安いものがあるか探すと思います。中古品を探す場合でも、これまでの評価数が多かったりクチコミ評価が良いお店を選ぶと思います。

自分がせどりを始める場合でも、できるだけ安いところから仕入れようとするはずですが、購入者自身がその仕入先から購入すると、あなたというせどり屋は不要になります。

転売の規制が厳しくなった

これまでにも、ネットやテレビで転売の存在を悪く言うニュースがありました。

  • PS5などの新しいゲーム機器が転売屋に買われて、高値で売られた
  • ライブチケットや個人輸入した化粧品など、本来転売してはいけないものを転売していた

などというニュースが報道されるたびに、インターネットサイト上の規制が厳しくなってきました。

例えばAmazonでは、専門の指定業者で無ければ物が売れなくなっています。物がない状態で販売をして、売れたら仕入れるというやり方も通用しなくなっています。チケットやソフトも電子媒体になったり転売が厳しく規制されています。

メルカリやラクマで販売する方法もありますが、それだと安くしないと売れません。Yahooショッピングだと販売できるのですがその分自分と同じせどり屋として活動しているライバルが数多くいます。

転売(せどり)が禁止されている商品が意外に多い

また、せどりを勉強したり実践してから気づくことが多いのですが、せどりが禁止されている商品がけっこうあります。例えば洋服、カメラ、ゲーム機、書籍などがそれに該当します。

個人が一時的に物を売る場合は良いのですが、せどりのようにビジネスにしようと思うと古物商許可証が必要になります。

法律的には以下のような古物営業法があります。

(古物の区分)
第二条 法第五条第一項第三号の国家公安委員会規則で定める区分は、次のとおりとする。
一 美術品類(書画、彫刻、工芸品等)
二 衣類(和服類、洋服類、その他の衣料品)
三 時計・宝飾品類(時計、眼鏡、宝石類、装身具類、貴金属類等)
四 自動車(その部分品を含む。)
五 自動二輪車及び原動機付自転車(これらの部分品を含む。)
六 自転車類(その部分品を含む。)
七 写真機類(写真機、光学器等)
八 事務機器類(レジスター、タイプライター、計算機、謄写機、ワードプロセッサー、ファクシミリ装置、事務用電子計算機等)
九 機械工具類(電機類、工作機械、土木機械、化学機械、工具等)
十 道具類(家具、じゅう器、運動用具、楽器、磁気記録媒体、蓄音機用レコード、磁気的方法又は光学的方法により音、影像又はプログラムを記録した物等)
十一 皮革・ゴム製品類(カバン、靴等)
十二 書籍
十三 金券類(商品券、乗車券及び郵便切手並びに古物営業法施行令(平成七年政令第三百二十六号)第一条各号に規定する証票その他の物をいう。)

古物営業法第2条

利益率が20%程度で、初期資金が多く必要

年収と年商の違いは知っていますか?

せどり指南をしている人や情報商材でせどりのやり方を販売している人は、自分の実績をアピールするためにどれだけ稼げたかを年商で記載している場合があります。

ビジネスパーソン・サラリーマンの場合は会社が経費を持ってくれますが、自分でせどりを行う場合は、例えば古本を500円で買って600円で売り、差額100円を儲けたりします。もし1年でこのせどりだけ行った場合、600円が年商で100円が年収です。

売上と利益みたいなものです。

例えば、せどりで稼げますよ!というブログを運営している方が年商3000万円だったとします。この場合売り上げは3000万円ですが、利益はいくらか分かりません。もしかしたら利益は100万円の可能性だってあります。

せどり・転売の平均的な利益率は20%~30%

せどりや転売を行っている人に聞いたりリサーチした結果、利益率は20%~30%程度でした。

先ほど紹介した年商3000万円のせどり専門の人は利益で言うと600万円程度の可能性があります(もちろんもっと高い年収の可能性もあります)

たくさんお金を回して、少しずつ利益を得る薄利多売方式になります。売れ残りや経費を考えるとさらに利益率が低下する可能性もあります。

最初に商品を購入する大量の資金が必要

利益率が低いので、多くの商品を仕入れて多く販売していく必要があります。その商品を置くスペースも必要なのですが、それ以上に必要なのが資金です。

もし毎月30万円程度の利益を手にしたい場合は、総額150万円程度商品を仕入れる(購入する)必要があります。

そもそもそんな資金が用意できる程度なら、せどりを行う必要はありません。

まとめ:せどり・転売は規制が厳しく、法律にも注意が必要。利益率が低く初期資金が必要

この記事に書いてきたことをまとめますと、

  • せどり・転売は年々規制が厳しくなってきていることと、購入者が自分でいくらでも安い商品を探すことができる
  • 古物商許可証を始めとする、法律的な問題もあるのでビジネスにするにはそれなりの準備や覚悟が必要
  • 薄利多売のビジネスなので最初に商品を購入する資金が多く必要

もちろん、月に1万円程度のお小遣い稼ぎでも良いからやってみたいという考えもあると思います。

それ自体は否定しませんが、初期資金が5万円程度必要な可能性と販売しても売れ残る可能性、法律的な注意が必要な点を考慮すると、かなり厳しいビジネスだと考えた方が良いと思います。

10年前などに稼げたり、天才的な着眼点で稼げている一部の人たちの声がネットで大きく目立つのでせどりや転売が稼げるように見えてるのかもしれませんね。

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